
産経新聞の藤原直樹記者の記事が話題に。
「任天堂が重課金シフトするかもしれない」との懸念が出ているそうです。
■任天堂らしさがなくなる!?「重課金」シフトに重大懸念…
DeNA提携で目指すスマホ参入の勝算
任天堂がソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)と資本業務提携し、
スマートフォン向けゲームに参入する。発表後に株価は上昇し、
投資家の評価は悪くない。
一方、スマホ向けはゲーム本来のおもしろさよりも「いかに課金させるか」に
重点が置かれがちで、熱中した人が1カ月に数十万円請求されるなど社会問題化したことがある。
そんな中、任天堂はゲーム専用機で“課金的”な追加費用が必要なソフトを発売する予定で、
任天堂が「重課金」に舵を切るのではと懸念が高まっている。(藤原直樹)
◆全て遊ぶと9千円超
「いくらなんでもこれはひどい…」
任天堂が6月25日に発売予定の携帯型ゲーム機
「ニンテンドー3DS」向けゲームソフト「ファイアーエムブレムif」が
ファンの間で波紋を広げている。
このゲームは途中でストーリーが分岐するが、
それぞれ「白夜王国」「暗夜王国」として別のゲームとして発売する。
両方のストーリーを楽しむためには、2本のソフトを購入するか、
インターネットを通していずれかを追加でダウンロードしなければならない。
さらに3本目のストーリーのネット配信も予定しているという。
価格はソフトがそれぞれ1本5076円、ネット配信がそれぞれ2千円で、
すべてのストーリーを遊ぶためには最低でも9076円が必要な計算になる。
これは、5千円以下のソフトが多い3DS向けとしては高額だ。
すべてのストーリーをセットにした上で特製アートブックなどの特典がついた限定版(9990円)
も発売される。こちらは予約だけで予定の数量を上回り、
発売前にもかかわらずネットオークションで高値で取引されている。
こういった追加のストーリーなどをネットで有料配信する手法は
「ダウンロードコンテンツ」と呼ばれ、現在では多くのゲームで普通に行われている。
任天堂もこの流れに沿ったものといえるが、
子供に人気の高い任天堂だけに反響は大きく、課金ビジネスへの転換と見る向きも多い。
全文はサイトのほうで見ていただきたいけど、
ざっくりいうと、
・ファイアーエムブレムifでバージョン違いやDLCを出したりして
「重課金へのシフトをする懸念が高まっている」と紹介。
・DLCなど全部を含めて遊ぶとなると9076円は掛かる。
・任天堂が安易な課金方式を採用したら、
従来のファンは離れるかもしれない。
・今後の任天堂の戦略転換の成否に注目が高まっている
見たいな内容です。
まあ詳しくはサイトをみてください。
DLCを全部買って~みたいな論調は、
ゲハでもみて記事書いたのかと驚いたw。
DLC含め、全てをそろえると3DSのソフトとしては高いという意見は、
ちょっとはわからないじゃないけど、
バージョン違いをそれぞれリリースするというのは、
別に珍しいことじゃない。
ポケモンにしろ、妖怪ウォッチにしろ、メダロットにしろ、
ラブライブ!スクールアイドルパラダイスもそうだろう。
また、FEで用意されるDLCは、どちらの勢力に付くでもない、
「第3のシナリオ」であり、大型追加コンテンツ。
ソシャゲで問題になったガチャ課金とは全然違うし、
追加のシナリオが遊べるDLCだってこれまた珍しいものではない。
フォールアウト3にしろスカイリムにしろ、
テイルズオブゼスティリアだってそうですね。
FEの場合、片方を購入している場合、
もう片方をDLCとして2000円で配信するというんだから、
むしろ得なように思うがどうだろう?。
記事を見ていると、
DLCとソシャゲの課金を混同してしまいそうになる。
まあ価格と内容が見合っているかどうかは、
まだ分からんが、ヒドイ内容なら
そのときユーザーが声を上げればよろしい。
そもそも、全部買うと9000円みたいな意見をいうなら、
New3DSの「きせかえプレート」2500円と、カードゲーム、
「ファイアーエムブレムサイファ」のブースターとスターター、
ボックスについても含めないとw。
たしかDLC付属だったはずだが、
あれらも含めると結構な金額になるな~。
全てをそろえる人も、中にはいるだろうけど、
かなりディープなファンだろうし、
ユーザー全体から考えたら少ないだろう。
DNAeと組むということでいろんな意見があるのは分かるし、
懸念する声も実際ネットではあった。
だが、
少なくとも産経新聞、とりわけ藤原記者は、過去の記事を見てもスマホに
ずいぶん好意的だったはず。任天堂が本腰を挙げた途端に「重課金への懸念が~」とかいうのだから、
これもうわかんねぇな。
一応、岩田社長はこの間の決算発表でスマホ関連に
ついて質問された際に色々答えている。
■2015年5月8日(金) 2015年3月期 決算説明会
質疑応答
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/150508qa/index.html課金方式に関してはいろいろ考えているようだが、
これを読む限りは、任天堂のブランドを大きく傷つけるような
ことはしないだろうとは思う。
もちろんコンテンツの内容や、
ソフトそのもののボリュームとかがわからないと、
なんとも言えない部分ではあるけどね。
スマホへの参入ということで、色々言うのはいいんだけど、
突っ込みどころ満載の記事を書くのはどうかと思います。
ブログじゃないんだからさ~。(´・θ・`)
こんなんじゃ産経全体のクオリティが疑われるとおもうが、
もう遅いかな。
ただ、スマホに本腰を入れる任天堂が、どういうものを出してくるのか、
課金方法含め、注目したいところではありますね。
■産経WESTファイアーエムブレムif 暗夜王国
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