
ソニーの平井一夫会長が退任することを発表しました。
PSの中核を担っていた
ソニーの平井一夫会長が取締役を退任することを発表しました。ブルームバーグなどによると、6月18日開催予定の定時株主総会での承認決議をもって、取締役および会長職を退任、今後はシニアアドバイザーとして経営陣に助言するそうです。
平井一夫会長は「マネジメントチームと社員が一致団結し、ソニーという会社をより一層輝かせていく体制が整ったと確信し、35年間過ごしたソニーグループから卒業することを決めました」とコメントしています。
平井一夫氏は1984年にCBS(後のソニーミュージックエンタテインメント)に入社。1995年にソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカのプレイステーション部門に入社し、4年後にSCEAの社長兼最高執行責任者に。2006年12月、久夛良木健氏とハワード・ストリンガー氏の後押しを受けてSCE代表取締役社長兼グループCOOに就任し、2007年には久夛良木健氏の後継としてSCEグループのCEOとなりました。
2009年にSCEの役職と兼任する形でソニー本体の事業にも参加。2012年4月には、ハワード・ストリンガーの後任としてソニーの代表執行役社長に就任。2018年には20年ぶりに営業最高益を更新したのち経営を吉田憲一郎社長兼CEOに引き継ぎ会長となっていました。
ゲーマーからは2006年のE3で公開したPSP「リッジレーサー」のデモを紹介する際の発音がネタにされ「リッジ平井」として親しまれていました。平井一夫氏の後継として、十時裕樹専務・最高財務責任者が新任予定です。平井さんもいなくなるとは、時代の流れって感じがしますね。
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ブルームバーグPolygonソニー (2018-10-06)
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