なろう系作品『二度目の人生を異世界で』日中戦争中に3000人殺した主人公だと中国で炎上。作者のヘイトスピーチも発掘される

アニメ化が決定していたなろう系作品「二度目の人生を異世界で」が
中国で炎上しています。さらには作者のヘイトツイートまで発見される事態に。

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●ヘイト発言で炎上中

小説投稿サイト「小説家になろう」にて投稿され、人気となっていた
作品「二度目の人生を異世界で」。

【情報解禁！】
TVアニメ『二度目の人生を異世界で』2018年10月放送開始！
累計1億8900万PV超の大人気小説が、ついにアニメ化決定…！
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公式HP：https://t.co/HabIRJ3WEx
公式Twitterアカウントはこちら→@nidomeno_jinsei#二度目の人生 pic.twitter.com/j2XYPeu5AG

— TVアニメ「二度目の人生を異世界で」公式 (@nidomeno_jinsei) 2018年5月22日

先日アニメ化が発表されていましたが、中国では本作が
「日中戦争で３０００人を斬殺した人物が主人公をしている」
という誤った情報が流れ炎上状態に。

さらに余波で作者のツイッターでの過去の発言が発掘され、
数々のヘイトスピーチが見つかり火に油を注ぐことになっています。

「日中戦争中に3000人を日本刀で斬り殺した」という主人公が異世界に転生してまた殺戮する内容の新アニメ『二度目の人生を異世界で』
作者はツイッターでも中国を「虫国」と蔑称で呼びヘイトスピーチ。
こんな作品がアニメ化されていいのか。これを見た日本アニメ好きの中国人の心情を察して欲しい。 pic.twitter.com/vUOCWLKZkU

— ソンミ@中国垢 (@SonmiChina) 2018年5月31日

表示されていない人のために pic.twitter.com/jeIqo7f8A5

— ソンミ@中国垢 (@SonmiChina) 2018年5月31日

追加で、韓国に対するヘイトツイート pic.twitter.com/sBYj4gXarl

— ソンミ@中国垢 (@SonmiChina) 2018年5月31日

デマの可能性が高い。
「小説家になろう」に掲載中の同作品をざっと読んだ限りでは、「日中戦争中に斬り殺した」とはどこにも書かれていない。さらにいえば「転生してまた殺戮する」というのも不適切。異世界ファンタジーであるから当然戦闘描写は多いが、主人公が民間人を殺すシーンはない。 https://t.co/JphCM4Y58d

— アンクルサム (@R7pE2) 2018年5月31日

ソンミさんの元ツイの3枚目は実際にはこのような文脈であり、受ける印象が全く違う。
作者のツイートがどうであるかはわからないが、ざっと検索した限りでは画像のようなツイートは出てこなかった(ツイ消ししたのかもしれないが)。
総じていえばよくある異世界チートモノにしか見えないが…… pic.twitter.com/mgZ7ighCY7

— アンクルサム (@R7pE2) 2018年5月31日

なお念のために言っておくと、私には人種差別やヘイトスピーチを擁護するつもりは一切無いし、日本軍が日中戦争・太平洋戦争中に犯した民間人虐殺を否定する意図もない。

— アンクルサム (@R7pE2) 2018年5月31日

https://t.co/dr3omVd7V3

ソース確かめたい人のために。☝️が「小説家になろう」に掲載されている同作品。https://t.co/rsn5HA4yME
これは👇の画像の記述がある箇所のURL。 pic.twitter.com/hTbna0f9zV

— アンクルサム (@R7pE2) 2018年5月31日

どうやら作者のツイートが差別的なのは事実のようですね。

— アンクルサム (@R7pE2) 2018年5月31日

TVアニメ化される『二度目の人生を異世界で』の作者がtwitterで中韓に対するヘイトスピーチ
思ったよりヘイトスピーチしてた pic.twitter.com/PBeDztsMQw

— naohiro oka (@oka_naohiro1) 2018年6月1日

作品と作者の人間性は別で、
外国人向けには作ってないんじゃないでしょうかね？
例え作者がくずでも売れるし面白いと判断されたらアニメ化もするでしょう

— たまねぎ (@jumping_pinkcat) 2018年5月31日

言葉を失う、youtubeが浄化してホッとしていたのに、国内で拡散して追い詰められるか良い知恵を。このアニメは何処かで放送されているのですか？

— 日没5分前 (@gomakasikinako) 2018年5月31日

中国では抗日劇という、卑劣な殺人鬼の日本鬼子を殺しまくるテレビ番組があると聞きました。中国は情けない国だと嘆息していましたけど、日本までも？嘆息が二倍に。

— アンパンマン号 (@daisensei2) 2018年5月31日

過剰反応しすぎかと思ったら作者の投稿はひどいなー

— 青蛙／電波オークションとNHK解体を (@qing1wa1) 2018年5月31日

こんなんアニメ批判家に批判してくださいってい言ってるようなもんじゃん何考えてるの

— やまた (@Yamata54321) 2018年5月31日

今話題のアニメ化なろう小説の原作者の隣国叩きツイート(？)が炎上してるの、月頭の膝カックン俳優と同じものを感じる…。
創作物の方読んでないけど、差別意識は作品から駄々漏れるものだからなぁ。どんな話書いてたんだろう。

— ガンコ (@shigure10) 2018年5月31日

なんだこれは...たまげたなぁ...(激怒)

— ktmura (@ktmuraJP) 2018年5月31日

作品の主人公は、若いころ武者修行として中国大陸に渡り
黒社会に所属。900人余りを斬殺。
世界大戦がはじまると従軍し、4年間の従軍期間中に
3712名を斬殺。刀一本で敵に向かっていく様子から
コードネーム「ブレードオーガ」と呼ばれ恐れられた人物とのこと。

戦後は家督を引き継ぎ、国内外に多数の道場を持つまで拡大。
晩年は刀匠として大成、人間国宝にまでなります。
94歳で大往生しますが、そこで美少女の姿をした神様によって
異世界に転生させられ、二度目の人生を異世界で送ることになります。


設定だけ見ると、チート的な強さを持つ理由として
斬殺しまくっていたという設定が
盛り込まれているだけのようにも見えます。

しかし現在、作者やアニメ公式ツイッターには
中国ユーザーによる批判的な書き込みが多数寄せられ
炎上状態となっています。

作品に罪はないかもしれませんが、
少なくとも作者のツイートは目に余るものがあるのも事実。
ヘイトツイートでアニメ放送前に騒動が起こってしまいました。

「二度目の人生を異世界で」は、小説家になろうにて
累計PV1億8900万回を超え、書籍版は現在18巻までが刊行中。
コミカライズもおこなわれています。

二度目の人生を異世界で　５ (MFC)

posted with カエレバ

安房さとる KADOKAWA / メディアファクトリー 2018-06-06

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